筋膜・軟部組織リリースするIASTMの施術に関して

IASTMとは?

IASTMとは、Instrument Assisted Soft Tissue Mobilizationの略になります。それぞれの意味を書くと、Instrument=器具、Assisted=アシスト、SoftTissue=軟部組織、Mobilization=動員ですが、日本語の文章にすると器具による軟部組織の可動性を手助けするもの、と捉えるとわかりやすいと思います。

もともと施術法として、モビライゼーション(Mobilization)というものがありますが、IASTMの場合は器具を使っての施術法になります。つまりは、IASTMとは治療器具を使って症状を改善するアプローチのことを指しています。

IASTMで有名なものとして、グラストンテクニックテクニカ・ガビランがあり、佐々木整骨院で使用しているのSmartToolsというものになります。その他、スキンストレッチMORACTなど最近はいろいろな種類や概念が出てきています。私個人の考えとしては、いろいろなIASTMがあっていろいろな考えがあるので、効果に関してはこれが良いやこれがダメではなく、その方や症状に対応できる出来ないだと思っています。

ちなみにAmazonでIASTMで検索して頂くと、以下のようなものも出てきます。同じようなもので値段もピンキリあるので、もし自分でケアしてみたいという方は自己責任で購入してみてください。

 

値段がちょっとという方は、手始めに「かっさ」プレートから試してみるのもひとつです。

 

   

かっさも値段や形状がいろいろあります。かっさとIASTMの違いとしては、肌に当てる部分(ブレード)の角度が鋭角が鈍角か、というのが大きいと思います。一般的なIASTMの場合は、ブレードが鋭くリリースする感じが強く、かっさはブレードが緩やかで流す、というイメージだと思います。

IASTMのブレードが鋭くといっても肌が切れるレベルの鋭さはないのでご安心ください。

以上のような違いや使い方の違いなどもあるため、本当にしっかり使いたいという方は、上記のリンクに貼った各団体にいって勉強して使用していただくか、そのテクニックを学んだ施術所で施術を受けてみてください。

IASTMのSmartToolsによる軟部組織リリースとは?

初めに軟部組織とは何を指すのかを説明します。人のカラダにおいて軟部組織とは骨格以外の支持組織のことになります。軟部組織は、腱、靭帯、筋膜、皮膚、脂肪組織、血管、横紋筋、平滑筋、末梢神経の総称ですが、細かく説明するといろいろあるので、単純にカラダで柔らかい部分と考えて頂ければいいと思います。IASTMではそれらの軟部組織に対してアプローチして症状を改善するというものになります。

筋膜リリースという言葉が流行りましたが、筋膜とは筋肉を覆っている膜のことです。ここが少しややこしいのですが、本来の筋膜とは筋肉だけではなく内臓も包む膜のこともさしています。筋肉を覆っている膜を限定して呼ぶ場合は筋筋膜というのが本来になりますが、筋筋膜リリースより筋膜リリースの方が言いやすいので、筋膜リリースが流行ったのだと思います。

そして、筋膜といのは軟部組織の一種になるため、IASTMでは筋膜を含む軟部組織へのアプローチをしています。

なぜ、軟部組織へのアプローチをするかというと、日常などで何かケガをすると、その組織は人が持っている自然治癒力で修復されます。その際、軽症の場合の多くは自然治癒力で本来の形へと戻りますが、ケガがひどい場合や修復過程が上手くいかないと瘢痕組織として残ります(大雑把に説明していますのでその点ご了承ください)。

瘢痕組織はもともとあった組織と比べて固かったり癒着していたりします。そのために痛みや機能障害が起きている、と考えてアプローチするのがIASTMによる軟部組織リリースです。

このリリースとは、何かから解き放す・解放するといった意味です。IASTMによる軟部組織リリースでは瘢痕組織に対して患部に刺激を加えることで、微細損傷が起き再度修復過程を起こさせることになります。そのため、アプローチする際は、患部が赤くなりますが、約1週間程度で赤みはなくなります。

このIASTMであるsmarttoolsによるアプローチによって、軟部組織が本来の組織に修復されるよう促し痛みや機能改善へと導きます。

画像は、アプローチの一例で、人により赤みが出る出ないもあります。

 
 

smarttoolsで対応可能な症状と禁忌

◆適応症
運動制限
運動時の痛み
運動制御(モーターコントロール)の問題
筋の動員の問題

◆IASTMが通常使用される条件:
内側上顆炎
外側上顆炎
手根管症候群
首の痛み
足底筋膜炎
肩腱板炎
膝蓋腱炎
後脛骨筋腱炎
かかとの痛み/アキレス腱炎
DeQuervain症候群
手術後および外傷性瘢痕
筋筋膜痛と制限
筋骨格系の不均衡
捻挫/緊張から関連する慢性関節腫脹関連
靭帯捻挫
筋緊張
非急性滑液包炎
RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)
背中の痛み
ばね指
股関節痛(人工関節)
腸脛靭帯症候群
シンスプリント
慢性足関節捻挫
急性足首捻挫(上級テクニック)
瘢痕(外科、外傷)

◆禁忌
完全性の欠如した組織(開放創、感染症、腫瘍)
能動性の埋め込み機器(ペースメーカー、内部除細動器、末梢挿入型中心静脈カテーテル /ポンプライン)
深部静脈血栓症
頚動脈洞

上記は、SMARTToolsJapanHPより引用

佐々木整骨院で筋膜リリースは

佐々木整骨院では、名前がわかりやすいということで、筋膜リリースという形でSMARTToolsを使っています。慢性的な肩こりや腰痛の方におすすめです。使用する際は、患部が赤くなること、効果、目的などをお話してから施術に入ります。安易に筋膜リリースをやってみたいから、という目的の場合は、施術に対して何を求めているかお話をお聴きしてから施術をしていきます。

料金は、全身5,000円、上半身または下半身2,000円です。初回のみ料金の他に初検料として1,000円頂き施術を行っていますので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

施術の効果は、1回目で可動域の改善がみられることが多いですが、日常生活での負担などで症状が戻ることがあるため、週1回月に4回を目安に続けて頂くことで効果が出やすいようです。効果が感じづらい方は、週2回程度の治療を継続することで改善する方が多いです。

ご相談はお気軽にお子様連れも大歓迎です! 住所 〒985-0853 宮城県多賀城市高橋2-14-15 受付時間 月~土 9:00~12:00 月~土 14:30~19:30 休診日 木曜日午後・日曜日・祝日
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