ケガをしたときどうするか?

ケガをしたらRICE処置

日常生活やスポーツをしていてなどケガをしたときどうするか?そんな質問を良く頂きます。そんな質問にラグビー・ブラインドサッカーのトレーナーをしている佐々木がお答え致します。

ケガの初期対応は基本RICE処置になります。これが一応基本となりますが、ケガでも観血性と非観血性に分けられて、簡単に言うと出血のあるなしですが、出血がある場合はその処置が最初になりますので、この説明は出血がない場合とお考えください。

RICEの意味は?

RICE(ライス)はそれぞれの処置の頭文字を合わせたもので、以下の言葉です。

R = Rest レスト 安静

I = Ice アイス 冷却

C = Compression コンプレッション 圧迫

E = Elevation エレベーション 挙上

各項目の説明は以下です。

Rest 安静とは?

Rの安静は一番重要で、ケガをしても動いてしまうことがありますが基本的には安静第一です。どうしても動かなければいけない場合は、患部に負担を減らすよう固定をして動くようにしましょう。

Ice 冷却とは?

冷却とはアイシングのことです。ケガをした時患部は炎症反応を起こします。その炎症反応はケガを治すために必要な反応ですが、過剰に炎症反応が起きてしまうと治りが遅くなることがあると言われています。その炎症を適切な状態に持って行くのがアイシングになります。

アイシングの基本としては、氷嚢やアイスパックと呼ばれるものに氷と少量の水を入れて冷やします。ない場合はビニール袋や保冷剤、冷凍食品などなんでも良いと言われますが、凍傷には気をつけましょう。アイシングの時間は約15〜20分程度を目安に患部の感覚(痛み)がなくなるように冷やします。冷やしている最中に患部の痛みが増すことがありますが、その後感覚(痛み)が減るのですが、もし痛みが増す場合はアイシングをやめて様子をみます。

約15〜20分行って患部が冷えているのを確認したら、一度アイシングを止めて様子をみましょう。患部が再度熱っぽくなるようでしたら、再びアイシングをすることを繰り返します。

Compression 圧迫とは?

圧迫とは、患部を圧迫して晴れを抑えることを言います。アイシングの項目でも説明しましたが、患部が過度に腫れることは治癒を遅らせると言われています。その晴れを圧迫することで抑えていきます。ただし、強く圧迫しすぎてしまうと血流が阻害されてしまいこれも治癒を遅らせます。適度な強さで圧迫するようにしましょう。もし、圧迫する処置をされていて、当初より痛みが増す場合は、患部が腫れ過ぎてしまい血流が阻害されている可能性があるので、一度圧迫をやめて様子をみましょう。

Elevation 挙上とは?

挙上とは患部を高い位置に持っていくことを言います。高い位置とは心臓より高い位置ということになり、足首をケガした場合は横になって足を上げているのがその一例です。冷却と圧迫と同じですが、これも過度に腫れることを防ぐために行われます。以上の4つの処置を行うのが RICE処置となります。

PRICES処置・ POLICE処置とは?

近年では、RICE処置のほかにPRICES処置やPOLICE処置という考えも出てきています。

PRICESのPはProtection プロテクション保護で、SはStabilization/Support ステビライゼーション/サポート 安定/固定が追加されます。あいだのRICEは通常の応急処置と同じものです。

保護は二つの考えがあり、ケガをした人を安全な場所へ保護する、という考えと、ケガをした患部を固定器具などで保護する、という考えです。載っている本やトレーナーの境界などで考えかたは変わると思いますが、どちらも大事な考えだと思うので、ケガをした人を保護しつつ患部も保護すると自分は捉えています。

安定/固定は、応急処置後の固定という意味になります。上記の保護とも似ていますが、こちらはあくまで応急処置後の安定と固定になるので、例としては試合中にケガをして PRICRまでの処置をして安静にしていて、試合終了後移動する前に安定/固定を行い移動する、という感じです。

 

POLICEはRレストの考えが少し変わり、Rの部分がPOLというものになxっています。それ以外は同じです。

PはProtection プロテクションの保護で、OLはOptimal Loading オプティマル ローディングで適度な荷重となります。保護は上記と同じ考えですが、適度な荷重がポイントになります。これは安静にしているより患部を可能な限り動かしたほうが治りが早いという考えになります。動けば治るはあながち間違えではないのですが、この条件として保護が前提になっているので、痛みが強いのに無理な荷重は余計に負傷を大きくします。あくまでも適度な荷重がポイントになりますので、安易な判断はケガを長引かせるので注意してください!

ケガの処置に迷ったら

ケガひとつとってもいろいろな対応と考えがあることがわかってもらえれば良いと思います。そのために、捻挫や打撲などケガをしてどうしたら良いか迷った場合は、適切な処置を受けるようにしてください。初期処置が適切に行われるかによって治る期間が短くなると言われています。また、スポーツ選手はなかなか練習を休めないなどもあるかも知れませんが、一番重要なのは安静にすることです。まず安静にして、どれだけ早くケガを治すかにポイントをおいて過ごすようにしましょう!

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